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説明会
やはりあったアスベスト>第二回説明会

第二回説明会

一週間後である7月17日、第二回説明会が開かれました。

前回と変わらず私達の要望はたくさんありました。
眺望の改善、建物階数を低くして欲しい、工事に対して補償(空気清浄機貸し出しなど)。。。
ここでも長谷工の対応は、依然として誠意が見られません。

長谷工>そういったことは出来ません。

その一点張りです。

そして、この説明会での一番の関心事は、
やはり目前に迫ったアスベスト成形版 解体方法のことでした!

住 民>解体方法の変更はその後あったのでしょうか?

長谷工>工場が古く、アスベスト板が風化している可能性があるため、屋根材に関しては基本
的に機械解体を行ないます。また外壁は高所作業車により、出来るだけ手外しを行う予定で
す。十分に散水して、アスベスト繊維の飛散防止に努めます。

ということは・・・。屋根は割ってしまうんだ。

屋根は一番飛散が予想される箇所です。ただただ不安が募ります。

住 民>解体時に作業員が着る作業服などはどんなものを使用するのか?

長谷工>その際には、レベル3の対応とし、目鼻口を多いフィルターが両側に付いたゴーグル
型マスクを着用。専用の作業着を用意し、現場で着替えて現場で保管致します。

住 民>!!! 作業員はある程度の防護策を行なうのに、私達近隣住民に対する配慮はな
いのですか!

長谷工>(苦笑)皆様 危険だ危険だと色々とおっしゃいますが、アスベストは自然なもので、 ど
こにでも飛んでいるものです。実際、私達は既に確実に吸い込んでいるものですよ。

この言葉に住民は騒然となりました。

住民A>(絶句)・・・、もしあなたの家族が作業現場を目の前にして生活していても同じことを言
えるのですか?!
住民B>あなた方は現場の前に住んでいないからそんなことが言えるのでは?
住民C>今までの話ではなく、今これからの改善を求めているのです!

人の気持ちを全く無視した回答に、悲しさが込上げてきました。

最終的には、
長谷工>社に持ち帰って、検討致します。
と回答があったものの、この長谷工の本質が、垣間見えた気がしました。

この日、7月19日から解体準備に入るという説明がありました。
次回説明会のないまま、アスベスト板が割られたりしたら!!!
それこそ、一大事です。
もちろん、住民からは1週間後に第三回目の説明会を要望する声があがりました。

これに対する回答はお決まりの。
長谷工>検討致します。
でした。
まだまだ、戦いは始まったばかりです。


突然の解体宣告

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